下のグラフは平成12年に日本倉庫協会が荷主の皆様を対象に行った調査の集計結果です。
これを見ると、約半数に近い荷主の皆様が、納入先が求めるサービス(出荷の店舗別仕分け、多頻度小口配送、
ジャストインタイムなど)への対応に追われている様子が窺えます。
また、売り上げに比べ社内物流コストが高いとの回答も40%を超えるなど、
荷主の皆様が抱える様々な問題が浮かび上がっております。
営業倉庫はこうした問題にソリューションを提供させていただきます。
倉庫の業務は一見単純そうに見えますが、実は複雑多岐にわたります。
保管管理ひとつ取っても商品日付管理、機番管理などのきめ細やかな商品管理が求められるようになりました。
それから、検品、仕分け、ピッキングなどの作業、商品のラベル貼り、詰め合わせ、見本取り、カット、梱包などの
流通加工といわれている仕事、輸配送なども行っています。
情報処理も取引企業間での共有情報なども加わり、一層複雑化してまいりました。
これら一連の作業や事務処理はたいへん煩雑です。
今やコア・コンピタンス時代と言われているように、荷主の皆さん! これらの煩瑣な仕事は営業倉庫に任せて、それぞれのビジネスに専念されてはいかがでしょう。
では、営業倉庫はどうして煩雑な仕事が引き受けられるのでしょうか。
それは、対応する組織をもっているからです。 第一に、同じような仕事を多くの荷主の皆さんから引き受けて、同時にいくつも処理しますので、類型化ができます。
第二に、業務の合理化(標準化・機械化・システム化など)に積極的に取り組んでいます。
消費者ニーズの多様化や貿易構造の変化に伴い、商品は多品種化、小口化しています。 当然、その管理や取引形態は複雑化し、人手や経費がかかります。 この時、荷主の皆さんとして物流を自社で行うことは、果たして得策でしょうか。
物流のエキスパートを育てるには、多年を要すると言われています。 商品知識や管理技術の習得や数量把握・受渡技術など、地味で確実な仕事をするには努力と経験が必要です。
この点、営業倉庫を利用することによって、永年の伝統と技術の備蓄のうえに培われた経験を何時でも自由に
利用することができるのです。
自家倉庫をお持ちの荷主の皆さん。自家倉庫がコストアップの要因になっていませんか。
経済環境の変化に伴い、遊休スペースが出たり、利用が断続的だったりで、運営上、弾力性に欠け、
利用効率が思うように立ち行かないことはありませんか。 結局、過大な投資になったり、不経済な利用になってはいませんか。
営業倉庫であれば、お望みの場所にお望みの期間だけご利用になれます。 また、使った分だけの費用の支払で済むのです。
荷主の皆さんは、倉庫への高価な投資を、直接、生産や販売に振り向けて、投資効率を高められたら如何でしょう。
商品を安く早く確実にお客様(消費者)の手元にお届けする、これが荷主の皆さんのお気持ちであろうと思います。
営業倉庫は、荷主の皆さんがお客様です。 商品の保全管理はもとより、商機を逸しないための集荷・配送、丁寧な荷役、正確な在庫管理や情報管理等々、 荷主の皆さんのお気持ちになって業務を行っています。
営業倉庫は、物流の中核的な役割を果たすものとの自負をもって、たゆまぬ努力を続けています。
営業倉庫を探すには、どうしたらよいのでしょうか。
それには日本倉庫協会のホームページの「倉庫NAVI」をご覧いただくのが最も簡単です。 地区別に、倉庫の種類別に事業者のリストを抽出することができます。
なお、至急倉庫のご利用をお望みであれば、同ホームページの「空き倉庫情報」をご覧下さい。
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